再チェック!言葉遣いマナー ~正しい敬語を使おう!~

仕事をする上で言葉遣いはとても重要です。上手く敬語が使えないと、あなたの良さが相手に伝わりません。
アルバイトでも正社員でも立派な「社会人」です。最低限の敬語は使えるようにしておきましょう。

あいさつ言葉

「いらっしゃいませ」
「いつもお世話になっております」
「少々お待ちください」
「大変お待たせ致しました」

「よろしくお願いいたします」
「申し訳ございません」
「ありがとうございます」
「失礼いたします」

覚えておきたい敬語

常語 尊敬語(お客様が~) 謙譲語(私が~)
する なさる いたす
言う おっしゃる 申す
見る ご覧になる 拝見する
聞く お聞きになる 伺う・承る
行く いらっしゃる・おいでになる 伺う
来る お見えになる・おいでになる 伺う・参る
与える くださる 差し上げる
もらう お受け取りになる 頂く・頂戴する
いる(居る) いらっしゃる おる
思う 思われる・お思いになる 存じます
知る ご存知 存じ上げる
受ける お受けになる・受けられる 承る
会う お会いになる・会われる お目にかかる
見せる お店になる・見せられる お目にかかる・ご覧にいれる
食べる 召し上げる・お食べになる 頂く・頂戴する

表現をマイルドに

言葉を単語だけで言い切ったり、否定的な言葉や命令的な言葉は、相手の心にきつく聞こえます。それらを柔らげるための表現を紹介しましょう。

クッションことば

言いにくいことやまずいことなどを切り出す時に、前にことばを添えて相手に心の準備をさせ、印象をやわらかくします。

「恐れ入りますが」
「あいにくでございますが」
「申し訳ございませんが」

「おさしつかえなければ」
「失礼ですが」
「せっかくではございますが」

否定形は肯定文にシフト

「できません」「わかりません」「ありません」など、否定的なことばは相手に強いマイナスイメージを与えてしまいます。「できかねる」「わかりかねる」のように肯定型で話すとやわらかくなります。

「できない」「だめです」 「致しかねます」「~ならできます」
「わかりません」 「わかりかねます」
「いません」 「席を外しております」
「ありません」 「切らしております」

命令文は依頼文にしよう

唐突に「~してください」などと指図されるような言い方をされると、いやな印象を与えがちになります。そんなときはクッションことばを入れ、さらに依頼文にしてお願いしましょう。

「~してください」 「~していただけませんでしょうか」
「~していただけますでしょうか」