再就職にこれまでの経験が活かせるシニアの事務ワーク

006b79764c9817200560d54a2ff404e8_m

高齢化社会の日本はシニア需要が拡大中

日本は少子高齢化が加速しており、シニアへの労働需要が高まっています。
これまでシニアの定年後の再就職といえば、現役時代とは全く異なる業種や職種に挑戦せざるを得ず、短時間の清掃業務や警備業務、外での軽作業などシニア向けに用意された仕事に限られていました。
ですが、近年では現役時代と同じ事務職の求人も増えており、長年培ってきたシニアの能力やスキルを活用できると企業にも喜ばれています。

これまでの経験やスキルが活かせて活躍できる

研修や指導をしなくても仕事をこなすことができ、自分の経験などを活かして提案や後輩や年少者などへの指導もしてくれると、ベンチャー企業や起ち上げたばかりの企業からも求人ニーズが高まっています。
経理や財務から資料作成、商品の受注や発注など、それまで培ってきた経験を活かせる求人につけば、よりスムーズに働けます。
もちろん、企業での共通スキルであるパソコンスキルなどを使って、単純な入力業務や電話対応、書類の整理など気軽な仕事に就くことも可能です。

体力的や時間的にも無理なく働ける

かつては事務の仕事は若い世代に限定され、シニアにはそれ以外の清掃や警備など裏方の求人しかないという現実がありました。
ですが、最近は少子化による労働力不足とシニアの高い能力を有効活用したいという動きが加速し、事務の求人も増えています。
事務作業であれば年齢的に体力が低下してきても続けやすく、体力に不安が出てきた方も安心して働けます。
裏方系のお仕事は時間的にも不規則であったり、これまで働いたことがない夜間や早朝などの仕事も多いですが、事務のお仕事なら現役時代と同じ時間帯で働けますので、生活リズムも整い、健康にも配慮しながら働けます。
フルタイムで週5日働く選択肢のほか、時短や日数を減らすなどの選択もできる求人もあるため、現役時代よりペースを抑えて働くことが可能です。
働き方によっては厚生年金にも加入ができ、年金受給開始に向けて年金額を増やすこともできるので、併せて検討するといいでしょう。