意外と繊細でやりがいのあるクレーン運転士の仕事とは?

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どんな業務をするのか?

クレーン運転士の仕事というと、大きな荷物をただ運ぶだけといったイメージを持っている方が多いでしょう。
しかし、実際には細やかな作業が必要となり、周囲にも気を配るなど、かなり繊細な精神力を使う仕事です。
たとえば、手の届かない位置にあるボルトの穴に鉄骨を入れたり、事故や災害を未然に防ぐために周囲への気配りをするKY活動など、非常に重要な役割を担っていなす。
そのため、普段の生活からか心と体をケアする能力と責任感が必要です。
クレーン運転士は非常に専門性の高い仕事でありますが、その分、思っていた通りの操作ができたときや事故を起こすことなく作業を終えられた時などには、大きな達成感を味わえます。
また、同時に仕事に対してのやりがいも感じられるでしょう。

資格の種類は豊富

一口にクレーン運転士の資格といっても、その種類は実に様々です。
基本的には固定式と移動式に分かれますが、その中でも重さによって変わったり、無線のような運転方法で変わったり、引っ張るタイプや運ぶタイプで変わったりと多岐に亘ります。
必要に応じて様々な講習を受ける必要がある仕事ですが、クレーンデリック運転士免許を取得すれば全ての作業をすることが可能です。
資格は18歳以上であれば、誰でも試験を受けて取得することができます。
また、就職後に免許取得の費用を負担してくれる会社も多いです。

こんな人にはお勧め

クレーン運転士の仕事は大がかりな作業から細かい作業まで行います。
普段から車の運転が得意だという人、機械を操作するのが楽しいと感じる人には特に向いている仕事かもれません。
ただ、作業のスピードや操作の技術だけでなく、慎重さと繊細さも要求される仕事なので、集中力や忍耐力、責任力も必要となってきます。
それゆえ、専門性が非常に高く、給料も一般のサラリーマンに比べて高くなっています。
だからこそ、お金だけではなく、仕事に誇りをもって、常にやりがいを感じることができる方なら、就職してからもこの仕事を続けていけるでしょう。