未経験でも始められるものづくりの後継者を募集中

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ものづくりの現場で技術の承継が問題に

ものづくりの業界は伝統的な技術を用いる現場から、最新のオートメーション化された工場まで幅広くあります。
もっとも、いかにオートメーション化が進んだ工場でも、大切な部分には人の判断力や、人の手や技はかかせません。
こうした現場でも近年は人材不足や熟練労働者不足が問題となっており、人から人へとしか伝えられない技術やノウハウ、経験則などの承継が途絶えないかが問題となっています。
新卒で就職をするうえでは各分野における専門知識や技術を大学や専門学校で習得していると有利に働きますが、実務経験はなくても問題なく就職ができます。
また、中途採用の場合でも興味とやる気があり、DIYが好き、車をいじるのが好き、機械を分解して組み立て直すのが得意などの特技があると、未経験者でも採用確率が高くなります。

伝統技術を絶やさないために

鋳物鋳造や機織り、各種の伝統工芸など伝統技術のものづくりでは、後継者不足が深刻化しており、後継者が全くおらず、技術が途絶えるリスクまである分野もあります。
伝統工芸の分野では電気や機械などの分野と異なり、専門的な知識や学問は要求されず、未経験でも歓迎してくれるケースが少なくありません。
もっとも、厳しい親方がいたり、背中を見て覚えろという親方もまだいますので、根性ややる気、ものづくりに対する思いや情熱が求められます。
一方で、後継者不足を解消するため、昔ながらの師弟制度を配して、働きやすい職場環境を整えているところもあるので臆することはありません。
地方だけなく、江戸の伝統工芸など都心部でも仕事はありますので、興味がある仕事をじっくり探してみましょう。

年齢にかかわらず手に職をつけられる業界

ものづくりの現場は熟練の技が求められ、1つの工程だけでも、1人前になるまで5年、10年の月日がかかるともいわれます。
もっとも、だからといって若手しか応募できないのではなく、年齢や経験を問わず、受け入れてくれる職場は数多くあります。
しっかり取り組めば手に職がつき、長く働けるとともに、将来の独立や転職にも役立ちます。