フォークリフトの資格は手に職がついて転職もスムーズ

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倉庫や工場、物流などで活躍できるフォークリフトの資格

近頃、物流業界の話題が世間をにぎわしており、トラック配送ドライバーの人材不足やオーバーワークなどが問題となり、労働環境の改善に向けた大きな動きや賃上げ、配送料金の値上げなどが具体的に動き出しています。
この背景には大手を中心としたネット通販業者での荷物量の増大や、ネット通販利用者の増加に伴うスピード配送や多彩な商品を少量ずつ配送する利用スタイルの多様化が挙げられています。
もっとも、物流量の増加で忙しくなり、人材不足が生じているのはドライバーだけではありません。
荷物を倉庫内に運び込んだり、積み上げたり、トラックへと運び込むためのフォークリフトを操れる人材の需要も増大しています。

資格があれば転職もスムーズに

フォークリフトは誰もが運転できるものではなく、普通運転免許で運転することもできません。
単に車両を走行させることができるのでは足りず、大切な荷物を損壊したり、落とさないように運び、崩さないように積み上げたりする技術が必要なため、専用の資格を得るために技能講習などを受けることが必要です。
新卒で入社して会社が取得を支援している求人もありますが、転職などで何か資格を取得して新しいことを始めたいといった方なら、フォークリフトの資格を取得してみるのもいいのではないでしょうか。

フォークリフトの資格の種類や取得方法

資格の種類は1つではなく、積み上げる最大積載荷重に応じて2つのタイプがあり、最大積載荷重が1トン未満の小型と1トン以上の大型があります。
小型の場合は特別教育の受講、大型の場合は運転技能講習を受けることで取得が可能です。
運転技能講習には既に取得している免許の種類や経歴などに応じて11時間、15時間、31時間、35時間のコースがありますが、普通自動車以上の運転免許を持っていれば31時間で取得ができます。
運転技能講習を受けておけば、あらゆるタイプのフォークリフトを扱えることとなり、求人にも応募しやすくなるので、時間の余裕や費用の余裕がある方は自己投資も兼ねて検討してみましょう。