技術を磨くほど年収がアップ!「クレーン」の転職求人

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現業系では年収が高い

2015年度における現業系の全国平均時給は1,085円となっていますが、クレーン運転士の平均時給は1,267円、月収では平均20万円を上回り、平均年収としても300万円から400万円と現業系では上位に入ります。
これは、操縦のためには国家資格と高度な技術が求められるためで、その人によっても作業が異なるなど、それぞれに対する評価も年収に影響しやすい職種となっています。
年収は操縦できる種類やサイズによって異なるほか、正社員として転職する場合にはボーナスや操縦手当などもつき、安定した高収入が期待できます。

クレーンの資格や技術で年収にも差が

移動式クレーンの運転士は建築現場や土木工事をはじめ、様々な活躍の場があります。
待遇は勤務する企業の規模や携わる現場のリスクや求められる技術や作業量によっても異なりますが、月収で30万円以上というケースが多く、年収が500万円前後を狙える求人もあります。
港に設置され船舶からの積み下ろしを行うガントリークレーンの場合、スピーディーかつ正確な操作と慎重な積み下ろしの技術が求められ、その分、高待遇が受けられ、月収として40万円以上が期待できる求人もあります。
ボーナスや手当なども含めれば、600万円前後の年収が期待できます。

年収アップを目指して

クレーン運転士として収入アップを図りたいなら、やはり技術の向上とキャリアアップが求められます。
初心者からのスタートでは玉掛け技能講習を受講し、ワイヤロープ等を用いて荷を吊具に掛け、荷重が1t以上、移動式の玉掛けによる吊り荷を運搬する作業ができるようになります。
5t未満の運転ができるようになったら、次に5t以上を運転できる移動式クレーン運転免許取得を目指しましょう。
吊り上げる対象が広くなる分、転職先の選択肢の幅も広がるからです。
5t未満であれば普通自動車免許でも対応できますが、オールテレーンやラフターなどを用いる場合には大型自動車免許や大型特殊自動車免許も必要となりますので、併せてこれらの免許の取得も目指しましょう。