転職でものづくりの求人を探す際に持っておいた方が良い資格は?

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製造業は資格がある方が有利

ものづくりと一口に言ってもその業務の幅は広く、一般的には製造業を指しますが手作業で行う道具、例えば工芸品などを作る仕事もその内側に入ります。
求人で検索して多く出て来るものは製造業ですから、製造業を中心に話をするとこの仕事をするには意外と多くの資格が必要になります。
資格というのは知識を得た証明という形でも扱われますが、そればかりではなく何も持たない状態では出来ないことを出来るようにするために必要、ということもあります。
手作業のものづくりの仕事の場合、余程特殊な工程でもなければ特別必要ありませんが、持っておいた方が有利になる資格は多くありますので、転職前に時間がある場合はぜひ資格取得をお勧めします。

共通して持っておいた方が良い資格

どのような業務を行うのかによって必要なものは変わっていきますが、共通して持っておいた方が良いと言えるのは「CPE」です。
これは製造業を行う上で何をすべきかという生産技術者としてきちんと分かっていることを証明するもので、「業務の流れはきちんと理解して知識もあります」というアピールが出来ます。
QC検定は、品質管理を行う上でどれほどの知識を持っているかを問うものです。
製造業もただ作って終わりではなく、品質の良いものを作り出しなおかつ品質の良い状態で出荷出来るようにしなければなりません。
品質管理をどのようにすれば良いのかきちんと知識があるのは、ものづくりでは重要なスキルと言えます。
製造業と言っても経理や事務といった方面に進みたい場合は、工業簿記を取っていおいた方が良いでしょう。
自社で製造して販売するまでの業務を主とする簿記なので、仕事をする上では普通の簿記よりも役立つ可能性はあります。
ただ、現場の人間だから知らなくて良いというわけではなく、どのような流れで売買が行われているかの資料を見た時により理解しやすくなる知識になるでしょう。

その他、業種によって異なる資格は自分がしたい仕事を見て取ろう

現場で必要になる資格は、どの業種に転職をするかにもよりますが、ガソリンや灯油などの消防法で決められた危険物を取り扱う危険物取扱者、効率的なエネルギー使用や省エネなどエネルギーの専門家であるエネルギー管理士などがあります。
手作業ばかりではなくパソコンを使った業務を主とするところもありますので、CAD利用技術者検定などCADの資格もお勧めです。
どのような会社に勤めるかによって必要とされる資格の種類は変わっていきますので、自分の業種に適したものを取得するようにしましょう。