免許がない方も支援制度がある転職先なら技能も給与もアップできる

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クレーン運転士の免許いろいろ

クレーンは製造現場をはじめ、建築現場などで荷物や資材などを積み下ろしする作業ができる車両で、操作にあたってはサイズ別に専門の運転免許が必要となります。
小型移動式クレーンは吊り上げ荷重が5トン未満まで対応し、トラッククレーンやレッカー車などの運転ができます。
もっともメジャーでベースとなるのが移動式クレーン運転士免許で吊り上げ荷重が5トン以上も対応でき、建築現場や土木工事、造船、製造業まで幅広く活躍でき転職にも有利です。
床上操作式クレーン技能は製造業や流通業をはじめ幅広く活躍できます。
クレーン・デリック運転士免許があれば、ビル建設や造船所、発電所や製鐵所など幅広く活躍で気、転職にたいへん有利となります。
玉掛けの資格は吊り荷作業を行うには必須のスキルであり、建築や造船、土木工事から倉庫内作業まで求められる技能です。
それぞれ技能講習を受け、資格を取得する必要があります。

入社後に資格が取れる求人も

転職に有利といっても費用や時間をかけて免許を取ってから就職先を探すとなると、経済的にも精神的にも負担が大きくなります。
おすすめなのは無資格、未経験でも応募できる資格取得支援制度がある求人を探すことです。
求人にもよりますが、資格取得のための費用を全て会社が負担してくれ、教習所に行っている間も試用期間としての給与も支給される高待遇の会社が少なくありません。
1ヶ月ほどかけて大型特殊免許と移動式クレーン運転士免許を取得し、その後4ヶ月ほどかけて練習用クレーンを用いて実地研修が丁寧に行われます。
入社5ヵ月程度立って、先輩と同乗にて実際の現場に出て現場での流れを学び、慣れてきたところで一人で担当することになるため、安心して働くことができます。

資格と給与の関係

クレーンは20トン~300トンまで13種類あり、扱えるクレーンの大きさに応じて基本給がアップするのが一般的で、担当件数に応じたインセンティブなどが用意される会社も少なくありません。
大きくなるほど難易度が高くなるため、現場での経験を積みながら徐々にキャリアアップできるようキャリアプランを立てましょう。
全てのクレーンを扱えるようになれば給与もトップレベルになりますので、目標も明確化できます。